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keimizumori

Author:keimizumori
早稲田大学理工学部卒業後、1992年に渡米。芸術・文化・社会問題で新聞・雑誌等に寄稿するジャーナリストとして活動後、 2003年に帰国。「自然との同調」を手掛かりに神秘現象の解明に取り組み、科学的洞察力を養う解説を行うナチュラリスト、サイエンスライター、代替科学研究家。 現在は、千葉県房総半島の里山で農作業を通じて自然と触れ合う中、研究・執筆活動に加え、各種セミナー・イベント等をプロデュースしている。
著書に『ついに反重力の謎が解けた!』、『底なしの闇の[癌ビジネス]』(ヒカルランド)、『超不都合な科学的真実』、『超不都合な科学的真実 [長寿の謎/失われた古代文明]編』、『宇宙エネルギーがここに隠されていた』(徳間書店)、 『リバース・スピーチ』(学研パブリッシング)、『聖蛙の使者KEROMIとの対話』(明窓出版)などがある。


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劇的リフォーム? ~ 柱が立った!

先日の続きですが、途中でちょん切られた大梁を下から支える柱追加プロジェクトです。
土台と柱の接合に関していろいろと考えました。既に存在する大梁の下に柱を突っ込むことが目的のため、真上から柱を土台にはめ込むことはできません。真横から押し込むか、アーチ状の梁の形状を考えて、斜め上から降ろして横に押し込むかのいずれかとなります。結局、ずれを抑えるため、後者を選択。ホゾの形状は、写真右のようにして、それを差し込む土台は写真左の約60cmの角材で、ホゾ穴はマジックで引いた線に合わせてノミで手彫りしました。土台にある二つの穴はアンカーボルト用です。
ホゾ20140109

そして、実際に柱を立てるにあたり、アンカーボルトの立つ基礎の上に、土台を据え置き、その上に柱を突っ込む手順になります。ただ、その前に頭上の大梁の底面がアーチ状に曲線を描いているため、そのままでは柱上部の端しか当たりません。これでは上手く支えられないので、梁底面をノミで削って水平にします。そして、シンプルに横から挿し込めるホゾ穴として、溝を掘っておきます。もちろん、柱の上端は、そのホゾに合わせて、真ん中が膨らむホゾになっています。そして、現物合わせで、ピッタリはまり込む長さで押し込みます。2・3回、柱上端の微調整を行いましたが、これは意外と上手くいきました。

もちろん、これで完成ではありません。これでは、まだ梁を支えていません。あくまでも、倒れてきた際にこれで受け止められるという程度なので、ちゃんと柱を持ち上げなければいけません。どうやって柱を持ち上げるのかと言えば、基礎の両側に鋼製束を1個ずつ置いて、土台を支えます。束とは、床が落ちないように大引きを支える短い柱のようなものですが、鋼製束は、スパナで回転させて高さを微調整可能なもので、1個あたり2トンまで支えられます。このような鋼製束を2個使って土台ごと持ち上げるのです。

でも、もちろん、鋼製束だけで持ち上がる訳ではありません。梁には屋根の重みものしかかっているので、相当な荷重です。鋼製束だけで持ち上げようとして、ナットが動かなくなって外せなくなると大変です。鋼製束はあくまでも補助です。ただ、鋼製束でいくらか持ち上げることはできます。それは、梁の底面と柱上部の間のホゾが完璧に密着しているかどうかを確認するのに有効です。今回の場合、6ミリほど持ち上がりました。ここで、梁を柱で支える一歩手前の段階となりました。

ただ、この作業はもう少し待ってからで、その前に、柱の隣にもう1本柱を写真のように立てます。左の柱が105mmの角材で、右側の柱が90mmの角材です。右の柱の下には4tジャッキがあります。実際の持上げは、ジャッキで90mm角材を持ち上げて行います。ジャッキの力なくして6mm持ち上がりましたので、その段階から、本格的な持ち上げです。ジャッキで少しずつ持ち上げては、鋼製束をさらに絞って105mmの柱が落ちてこないように支えます。結局、今回持ち上げたのは、さらに4mmで計1センチ。つまり、遊びの6mmを埋めて、大梁を4mm持ち上げたことになります。
(※おそらく、普通の家の場合、梁に水準器をあてて、水平をみれば、適切な持ち上げ量が分かると思いますが、我が家の梁は有機的な形状で、周囲にも狂いが生じているので、あくまでも相対的にバランスを崩さないレベルでまとめるという直感に頼ることにしました。)
ジャッキアップ20140110

ここで、基礎と土台の間に1センチの隙間ができたので、1センチ厚のスペーサーをそこに差し込みます。少々キツイので、軽く横からトンカチで叩いて差し込み、その後、ジャッキを緩め、鋼製束も緩めて、柱は梁からの荷重をしっかりと受ける状態になりました。こんな作業を行うため、アンカーボルトは重要です。アンカーボルトがあれば、ジャッキ・鋼製束で持ち上げても、必ず垂直にしか持ち上がらず、脇にずれることがないからです。
その後は、アンカーボルトを固定して、柱も周囲と固定。まだ床や天井の穴は埋まっていませんが、写真のように薪ストーブ裏に柱が立ちました。
とはいえ、まだそれほど安心できません。他にもいろいろと直すべきところがあり、地震も増えてきたので……。明日で私の冬休みも終わりなので、次の場所はまたしばらくしたら取り掛かりたいと思います。
HashiraUp20140111.jpg
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