先月、いつもお世話になっている鍼灸院で胃下垂の治療を行いました。おそらく、中学生か高校生、あるいはもっと小さい頃から自分は胃下垂で、消化に時間がかかったり、胸焼けが多く、あまり量が食べられないというのが当たり前の人生を送ってきました。ただ、過去十数年、田舎暮らしをして、日々身体を使い、食事の質も変化したこともあり、症状はかなり改善して、食べる量も増えました。それでも消化に時間はかかるし、胸焼けもたまにある。ということもあり、胃下垂を治しておけば、「もう少し生活の質が変わるのではないか?」と思って、治療を行いました。
治療の内容は、胃に向かって上方から鍼を2本挿して、胃を引っ掛けつつ、持ち上げるというかなりシンプル・合理的な方法です。それ自体は、数分で終わりますが、その後、自律神経を整えるツボに鍼を打ち、30分ほどはそのままの状態でいるので、なんだかんだ1時間以上かかりましたが、それでも、長年気になっていたことがすぐに治るというのは大したものだと思いました。
とはいえ、これまでのところ、正直、大きな変化はあまり感じられていません。物理的に胃の位置が上がったというのはあるのですが、下腹部が出るという体形は特に変わらないようです。(笑) ただ、胃の調子に関しては、ひょっとすると、少し改善したのかもしれないというのはあります。
これまで、ハンバーガーとかハンバーグ弁当とか、品質的に微妙な牛ひき肉を使った食べ物を一定量食べると、いつもその後に胸焼けがありました。で、この点に改善があるのかどうか、気になったので、先日、アメリカにいた時以来というか、20年ぶりというか、ハンバーガーチェーン店Mでビッグ〇ック・セットを食べてみたんですが、その後、特に何も感じずに済んだんですね。(笑) まあ、今後も滅多に食べるつもりはないですが、少し重たいものでも食べられるようになったかもしれません。治療してまだ1か月しか経っていないので、もう少し様子を見ないと分からないかもしれませんが…。
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