プロフィール

keimizumori

Author:keimizumori
早稲田大学理工学部卒業後、1992年に渡米。芸術・文化・社会問題で新聞・雑誌等に寄稿するジャーナリストとして活動後、 2003年に帰国。「自然との同調」を手掛かりに神秘現象の解明に取り組み、科学的洞察力を養う解説を行うナチュラリスト、サイエンスライター、代替科学研究家。 現在は、千葉県房総半島の里山で農作業を通じて自然と触れ合う中、研究・執筆活動に加え、各種セミナー・イベント等をプロデュースしている。
著書に『ついに反重力の謎が解けた!』、『底なしの闇の[癌ビジネス]』(ヒカルランド)、『超不都合な科学的真実』、『超不都合な科学的真実 [長寿の謎/失われた古代文明]編』、『宇宙エネルギーがここに隠されていた』(徳間書店)、 『リバース・スピーチ』(学研パブリッシング)、『聖蛙の使者KEROMIとの対話』(明窓出版)などがある。


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ベッド傾斜療法の実践

去年、下記リンクのように、ベッド傾斜療法について紹介しました。
全身が傾斜するようにベッドを傾けて寝ると、血液の循環が改善し、代謝力が高まり、免疫力も上がるというものです。

http://biz-journal.jp/2016/11/post_17122.html

なかなか実践できずにいました。畳の上に布団を敷いて寝るのが習慣だったため、傾斜をどのように作るか悩んでいたのです。
コンパネの下に材木でも置けば傾斜を作れるのですが、材木を斜めにカットするのが面倒で先延ばしになっていました。

また、ベッドもあるのですが、納戸に突っ込んで、荷物に溢れ、引っ張り出すのがなぁ~という状態でした。
ただ、納戸の掃除を兼ねて、ついにベッドを取り出すことに。
都合が良かったのでは、ベッドを自作していて、その時の脚がかなり長かったこと。つまり、斜めにカットすれば、それほど難しいことではない。
もちろん、丈夫な市販のベッドを使っている方は、厚み15センチのコンクリートブロックでも下に置けば済むと思います。
ただ、自分が作ったベッドの脚は8本あるので、ベッドを壊さないように、全部の脚を斜めカットがベスト。
それで、ついにやりました。

まだ始めたばかりなので、なんとも言えませんが、ちょうど6月10日(土)セミナーあたりで、20日ぐらい試したことになるので、報告しようかと思っています。5%はきついように感じたので、当面、4%弱の傾斜で試すことにしましたが、寝心地は全然悪くないですね。また、こちらでも書いてみたいと思います。


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6月10日(土)出版記念セミナー

自然・生物に見られる神秘に迫ることは、人間の健康や謎を知ることにも繋がります。特に、波動の観点でアプローチしてみると、意外なことが見えてきます。

しかし、「波動」と聞いて、ぼんやりと分かっても、具体的にはよく分からないという方が多いかと思います。多くの人が曖昧な知識なまま語り、怪しい印象を与えてしまっている背景もあるように思います。

そのような意味で、自分は「波動」という言葉はあまり好きではなく、できるだけ、音、色、光、電磁波といった具体的な言葉を使うようにしています。それらの要素が生物にどのような影響を与えているのか、それを理解できるようになれば、健康維持のメカニズムについても見えるようになり、波動を具体的に分かるようになると思います。

例えば、音と色は密接にかかわっています。色において、赤の反対は緑です。音波において、8Hzの反対は11Hzです。色は1オクターブしかありませんが、音の世界では11オクターブあります。8Hzでも64Hzでも512Hzでも同じ特徴を持っています。
ただ、音、色、光などの波動は、その浴び方次第で健康に大きく影響を与えます。周波数がまったく同じでも、強さが違うと効果が逆転することもあります。先日触れた、浸透圧のような原理も関わっています。

6月10日(土)は、具体的にどのような波動が我々を含めた生物にどのような影響をもたらすのか、健康の問題と絡めて話していきたいと思います。7月29日(土)には反重力をテーマにしたセミナーを予定していますが、これは、反重力について知る上でも役立つものになると思います。

6月10日(土) セミナー詳細:
http://hikarulandpark.jp/shopdetail/000000001270/

波動的視点による生命・自然現象から反重力まで~⑤振動吸引

 これまで4回連続して書いてきましたが、忙しくなり、少々間隔を開けてしまいましたね。過去の投稿を思い出しながら、お読み頂けましたら幸いです。

 地面から雑草を引き抜いたりすると、根にたくさんの土が絡みついていて、根を持ち上げたというよりも、大量の土を持ち上げたということがあります。特に土が湿っていれば、手で土を落とそうとしても、なかなか土を落とすことはできません。根もちぎれてしまいます。しかし、揺すぶると、根がちぎれることなく、土だけが落ちてゆきます。
他にも似たような例があります。掃除の汚れ落としの時も、強い力でごしごし大きなストロークで擦ってもなかなか落ちないことは多々あります。そんな時、力を抜いて、軽く小刻みに擦ると、簡単に落ちてしまったりします。

 これは、振動の力です。物質は粒子の集まりで、振動が加わると、結合力が緩み、生じる隙間により微小で希薄なものを取り込む吸引力を生み出します。そのため、根に絡みついた土も、揺することで落ちていきます。
 空気や水のように、間隙に入り込む側に立って考えると、初めから物質の内部に入りたがっていたところ、振動による間隙の発生で、入り込めるようになる訳ですが、その瞬間、押す力と同時に、引っ張られる力も、瞬間ですが発生します。これは、小規模爆縮のようなもので、障害物・フィルターを介して流体が流入します(この物質世界は、障害物・フィルターだらけで、浸透圧似の現象や、波動の吸収、透過、反射、散乱等で様々なことが決まってきます)。

 実は、振動は真空似の低圧空間を生み出し、流体を引き込む性質があります。振動ベースの空中浮揚の鍵は、ここにもう一つ別の要素が加わることにあるのですが、流体を空気や水で考えると、壁にぶつかります。
拙著『ついに反重力の謎が解けた!』において、人体空中浮揚のメカニズムに関して説明する際、いろいろなケースを引き合いに出して、まず空気や水について考えて頂きました。そして、その先のことをきちんと説明しませんでした。含めるかどうか考えながら、語ると物議を醸すかもしれない面もあり、結局、書かずに終わらせてしまったというところです。
流入する流体について語りだすと、さらに分量が増えますし、その先の重要なところは自身で考えて頂きたかったこともあります。ただ、作者の意図を読者に伝えるのは難しく、補足すべきと感じるところもありますので、7月29日(土)の出版記念セミナーにおいては、この先の核心に迫る部分にも触れたいと思っています。


http://hikarulandpark.jp/shopdetail/000000001331/001/X/page1/recommend/

学研『ムー』6月号に寄稿しました

学研『ムー』6月号に反重力に関して寄稿しました。
拙著『ついに反重力の謎が解けた!』をお読み頂いていない方、まずはこちらの記事をお読み頂けましたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

http://gakkenmu.jp/mu/11445/

ビジネスジャーナルへ寄稿しました

ビジネスジャーナルに「殺傷能力のある武装ドローン、警察による利用解禁の是非」と題した記事を寄稿しました。
どうぞご一読頂けましたら幸いです。

http://biz-journal.jp/2017/05/post_19017.html


6月10日(土)『【闇権力】は世紀の大発見をこうして握り潰す』出版記念セミナー

『【闇権力】は世紀の大発見をこうして握り潰す』
出版記念セミナー開催!

講師:ケイ・ミズモリ


握り潰されてきた科学的発見が、未来を変える! 
今こそ、それを掘り起こすべき時!!

海外の異能科学者、先端技術、エネルギー、代替医療などの情報に精通し
たジャーナリスト、サイエンスライターとして注目されている著者が、あ
まりにもタブーのため隠蔽され闇に葬られつつある私たちが知らないとっ
ておきの最新最先端の科学情報を初解説します。

その中でも、とくに波動の先端サイエンスにスポットを当ててお話する予定です。

──形や素材に加えて、音、色、光に潜む神秘現象の数々。
これまで未知とされた現象の背後に波動の法則があった! 

成分ではなく、波動が病気を癒す。
バイオアコースティックス、色彩療法、光線療法、ホメオパシー、
そして反重力までも、すべてが波動で繋がっていた!

──皆さまふるってのご参加をお待ちしております。
※講演内容は変更になる場合がございます。

日時:2017年6月10日(土)13:00~15:30(会場 12:30)
料金:各6,000円
会場:ヒカルランドパーク(東京・飯田橋)
  新宿区津久戸町3-11 飯田橋TH1ビル7F

http://hikarulandpark.jp/shopdetail/000000001270/


そろそろ一段落

この時期、サツマイモ、落花生、里芋などの植え付け&草刈りで忙しくしておりますが、あともう少しというレベルになりました。
サツマイモは、両親が毎日のように食べ、自分も冬のおやつとして欠かせないため、一般家庭としては多めで、例年の100本よりは25本減らしたものの、75本のツルを植えました。
落花生も、植えた面積で言えば、サツマイモと同量です。やせた土地で無肥料かつ水まき不要で元気に育ちますので、とても助かります。メインの楽しみは秋に塩ゆでで食べることですが、残りは乾燥させて、味噌ピーでも、炒ってもいいし、砕いてサラダにナッツとしてのせるのも美味で、様々に利用できます。乾燥後は、保存に場所を取らないのもいいです。我が家では枝豆、大豆以上に重視しています。
あと、10メートルの畝1本分、落花生を植えれば、とりあえずの大仕事は終わるので、あともう少しです。
因みに、落花生の殻をいくつか並べて、手をかざしてみると、比較的強い空洞構造効果が感じられます。内側の光沢感がなかなかいいですね。



波動的視点による生命・自然現象から反重力まで~④持続的な爆縮と螺旋

爆縮は圧力差によって瞬間的に生み出されることに前回触れました。ロケットを飛ばすのに、燃料をすべて一回で爆発(燃焼)させてしまっては終わりです。持続的かつ安定的に燃焼を続けるようにしなければいけません。同様にして、爆縮から持続的にエネルギーを取り出すには工夫か必要で、それに有効な方法の一つとして螺旋構造の利用があります。

水を溜めた容器の底の栓を抜くと、螺旋を描いて水は排水されますが、小さな出口に近づくにつれて、水圧が大きくなります。そして、穴を通り抜けたところでは圧力が低下しています。ここで、穏やかな爆縮現象を起こすため、まず、出口の外の空間を狭くし過ぎないようにする必要があります。そして、ある比率で水に空気のような気体を混ぜ込み、持続的な穏やかな爆縮現象を促す方法があります。
温度が一定であれば、水は圧力が高まると液体に、下がると気体になりますので、小さな穴に向けて、水圧は高まる時は気体の割合は減り、通り抜けると、水圧は下がり、気体の割合は増えるようにします。強い爆縮を起こしてしまっては、装置を壊してしまいますし、弱くても期待した効率が得られないため、その設計は難しかったようにも思いますが、これを上手く利用したのがヴィクトル・シャウベルガーです。
もちろん、シャウベルガーは川の蛇行に応じて螺旋水流の回転方向が交互に変わっていく現象を取り入れていますし、それは、拙著『宇宙エネルギーがここに隠されていた』や『ついに反重力の謎が解けた!』で指摘したように、永久磁石におけるスピンがブロッホ壁を介して反転することにも対応するものです。

シャウベルガーがキーリーの発明品を参考にしていたのかどうか分かりませんが、二人とも同じような卵型の容器を利用して、「液体⇔気体」からスタートして、「気体⇔気体」の方向に発展させていったような印象を受けます。

ところで、螺旋は重力にも光のような波動にも影響をもたらします。例えば、30年以上前にロシアの科学者ガリアエフ博士が発見したことに、DNAはフォトンを吸収することがありました。そして、DNAを取り除いても、フォトンはしばらくその場に集まり、螺旋形を描いて留まろうとしました。これは、重力場の生成に伴う典型的な幻影現象で、空洞構造効果にも伴う現象です。

円錐形は螺旋を生み出す形状で、実は、アイルランドのラウンドタワーの秘密もそれでさらに見えてきます。キャラハン博士は、円錐形に限らず、角錐形でも同様な効果が現れることを発見し、重力にも影響をもたらすことを示しました。ただ、自身が大きな発見をした自覚はあったものの、それがもっと大きな発見に繋がっていたことには気づきませんでした。拙著『ついに反重力の謎が解けた!』の後半で、キャラハン博士やグレベニコフ博士の研究を再び紹介したのは、それまでの謎解きの流れに直接的に関わり、その後の考察と合わせ、新たな大発見をもたらすからでした。
あまり意識せずに読み進めてしまった方には、古いネタがまた載っているという印象で終わってしまい、不満が残ったかもしれませんが、本当は、そこに大きな意味がありました。拙著『宇宙エネルギーがここに隠されていた』でキャラハン博士が行った実験の部分(写真あり)を振り返って頂けたら、「そうだったのか!」ということになり、本においてあえて詳細に語らなかった部分も一気に見えてくるものと思います。

波動的視点による生命・自然現象から反重力まで~③爆縮(インプロージョン)

 潜水艦が水中で前進する際、スクリューから小さな泡が発生します。この泡は水が気化したものです。スクリューの表面、つまり、進行方向の側では、大きな水圧を受けます。一方で、スクリューの裏面では、構造上、軸とプロペラ部との接合部分近くに窪みがあり、そのポケット部分では圧力が下がります。

水は温度が上昇すると気化しますが、温度が一定に保たれていれば、圧力が低下すると気化します。スクリューにおいては、表側と裏側で水の圧力差が大きくなり、水圧の低いところで、気化現象が起こります。水は気化すると、体積が1000倍以上になります。スクリューの裏側で生じた気体の塊は、周囲の冷たい水に取り囲まれます。冷たい水に接した気体は、一気に冷やされ、次の瞬間には液体に戻ります。この時、気体は周囲の水から強烈な圧力を受け、一気に体積が1000分の1以下に圧し潰されるので、物凄い負荷がかかります。これが爆縮現象(キャヴィテーション)で、頑丈に作られたスクリューでも、裏面はどんどん破壊され、定期的に交換が必要になります。

これは、水道管のように、逃げ場のない狭い空間においては、場所によって水圧が変化しやすく、顕著に発生します。例えば、一気に蛇口を開閉することで、圧力の高まる部分と、下がる部分と差が発生しますが、深刻な問題を起こすのは、圧力が下がる部分で、気化による気体空間の発生と、その次の瞬間の爆縮の発生で、水道管の破裂などを起こします。これは、ウォーター・ハンマーと呼ばれる現象です。

 キャヴィテーションもウォーター・ハンマーも、いわば障害物=フィルター部での圧力差(体積差)によって起こる現象ですが、低圧による爆縮のパワーは強力です。永久機関を作り出したジョン・キーリーのような発明家たちは、大きな体積差を伴う「液体⇔気体」においてこれを利用しました。しかし、その後、キーリーは、これを「気体⇔気体」でも可能にする方法を発見しました。
因みに、キーリーは、圧力の低下で発生する気体をエーテル又はエーテル蒸気と呼びました。そのエーテルは、空気とは異なりますが、加熱によって気化した水蒸気とも性質が異なることに気付いた背景があったからです。

波動的視点による生命・自然現象から反重力まで~②フィルター効果?

 やっぱり、爆縮(インプロージョン)の前に浸透圧に関連した話をもう1回しておきたいと思います。

 浸透圧における半透膜には穴があり、液体であれ、気体であれ、サイズによってそこを通れるものと通れないものがあります。物質世界は障害物だらけで、そんなフィルターと直面せねばなりません。そして、どのようなフィルター=障害物を有しているか(組成)次第で、個々の物質や生体の性格付けが行われていると言えると思います。

 液体の場合、どのようにフィルターを通り抜けようとするのか、イメージすることはそれほど難しくありません。そこに波が打ち付けた場合も、どのように通り抜けるか、撥ね退けられるか、イメージできるでしょう。波を伝えるのはその液体だからです。

 では、気体がフィルターを通る場合はどうなるでしょうか? 基本的に同じはずです。まず、穴を通り抜け、空間に充満しようとする動きがあります。ここで、波動が関与するケースもあります。吸収、透過、反射、散乱などです。空気を振動させる音波の場合は、液体の場合と似たようなものでしょう。空気分子が圧力でフィルターを物理的に通り抜けることも可能なためです。
 しかし、光(電磁波)もこれらの現象を起こします。それを伝える媒体は、空気分子ではありません。ここで、少々ややこしくなりますので、電磁波にとってのフィルターは、また別の機会に回すことにします。

 さて、液体も気体も、穴を通り抜け、広がってゆき、平衡状態を得ようとする背景には、もちろん、圧力が存在するからです。ただ、我々が知っている環境においては、その圧力はあまり大きなものではありません。

 何かをフィルターに通す際、微小で希薄なものは通しやすいですが、一度に大量に通そうと高い圧力をかけても効率は上がらないどころか、むしろ落ちてしまうこともあります。

 ホメオパシーが効力をもつ背景には波動バランスの作用が大きいとはいえ、このフィルター作用もいくらか影響を及ぼしているように思います。異質なものは、そもそも受け付けないこともあれば、化学反応を起こして目詰まりの原因となるような沈殿物等を発生させる可能性もありますが、同質なものは安全に通しやすく、しかも希薄であれば、中に入り込むことができるように思えるからです。濃密なものは半透膜のような壁を通り抜けることはできません。むしろ、体からより希薄な細胞液を奪ってしまうことになりそうです。

 ここで、障害物=フィルターにかかる圧力が極めて高くなると、実は興味深いことが起こります。次回は、いよいよ爆縮(インプロージョン)についてお話しします。

波動的視点による生命・自然現象から反重力まで~①浸透圧的な法則?

この世界を波動で捉えることで、様々なことが見えてきます。生物の健康に対しても、深い理解に迫れるようになるように思います。また、同じ視点で、古代人が関心を抱いてきた共振現象や反重力の謎にも迫れるようになると思います。自分としては、健康の問題も、反重力も、自然界の様々な現象も、同じ領域と感じます。

これから数回に渡って、自分が関心を抱いてきたことの一部を紹介していきたいと思います。初回は、この世界に見られる現象として、自分が重要視してきた浸透圧(似の現象)についてです。

物質世界では、あらゆるものが障害物となる一方、生物はその障害物を有効に活用してきました。浸透圧もその一つです。
浸透圧とは、植物が根を吸い上げる際に利用するもので、半透膜を介して、希薄なものが濃密なところに入り込み、平衡状態(等圧)を保とうとする作用です。ここで、根で吸い上げる水が希薄な水で、植物の上部に持ち上げられている水が濃密になっている水です。もちろん、実際には植物が根を吸い上げる際には、上方の葉や茎における蒸散や、水自体の凝集力(表面張力に関わる引っ張る力)も必要です。

さて、音の世界においても、似たような現象があります。似ているというのは、こじつけかもしれませんが、高い音が濃密で、低い音が希薄に相当するように感じます。音は一点から四方八方に球面波として伝わるのが基本ではありますが、現実的に、楽器やスピーカーの構造上、伝わる方向性があります。大音量の高い音は、鋭く耳に刺さるぐらい激しいものですが、楽器やスピーカーが指す方向から少し耳をずらすだけで、高い音は聞こえなくなり、伝わる距離も短いものです。一方で、低い音は体が揺さぶられるぐらいの強烈な体感を得ますが、方向性が消えて、遠くまで伝わっていきます。これは、どことなく、希薄なものが濃密なものの隅々にまで入り込んでいく現象と似ているように思います。

また、物体が放置されていると、自然と風化していきます。硬く緻密な(濃密な)石でできた彫像であっても、希薄な、砂や塵を含んだ風や雨に触れることで、次第に崩壊していきます。希薄なものが濃密なものに入り込もうとして、いずれ平衡状態に向かおうとする方向性です。ここで我々は、海の底で暮らす深海魚のように、重力や大気圧によって、地面という地の底に押し付けられているという背景もありますが、この世界では、希薄なものが濃密なものに入り込もうとする現象が様々なところで見られます。重力においても似たようなところがあります。

次回は、爆縮(インプロージョン)について触れたいと思います。


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