タイトルのように思える情報(下のニュース記事)が出てきました。
以前、私は小保方氏のリバース・スピーチ(RS)の分析結果から、事件のカギは若山研究室にあるだろうという趣旨の話をしました。その根拠は、若山教授はSTAP細胞の作成に使用されたマウスのDNA分析によって、小保方氏の研究に対して疑念を深め、その点をマスコミの取材においても語っていましたが、小保方氏の記者会見時の発言のRS分析を私が行った結果、小保方氏の本音に若山氏のマウス細胞説明への不信感が現れていたことにあります(具体的な内容はあえて公表していませんが、ブログ記事
http://keimizumori.blog.fc2.com/blog-entry-107.html 参照)。
そこで私は、若山氏本人も気づかずに見落としていること、あるいは何か語れない事情があって、それが問題を大きくした原因の一つとなり、騒動の重要なカギを握ると考えていました。
以下のニュースは、まだ確信に至っていませんが、小保方氏が抱いた不信感を説明しうるものと考えられます。そして、今後、若山研究室における試料の管理状況等を含め、さらに詳しいことが判明してくると思いますが、やはり、小保方氏は不信感を抱くに足る理由があったことが明らかになってくるものと思います。
【リバース・スピーチ(RS)は、声を逆再生してみると意味をなす声が聞き取れるという不思議な現象です。それは、録音時に意図的に細工されたり、ただ偶然にそのように聞こえるというものではなく、発言者の深層意識(本音)が露呈したものと考えられ、アメリカやオーストラリアでは嘘発見器として犯罪捜査に活用されたこともある驚異的な現象です。RSは、冤罪を無くすための検証にも極めて有効で、仕事上の問題や健康問題など、原因の究明と解決にも役立ち、今や英語だけでなく、日本語でも利用可能です。
詳細:「驚異のリバース・スピーチ」
http://www.keimizumori.com/reversespeech/ 】
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STAP細胞、若山研究室由来の可能性も 解析に誤りか2014年7月5日08時52分
STAP細胞論文をめぐり、主要著者の若山照彦・山梨大学教授が発表したSTAP細胞にかかわる試料の解析結果が、誤っていた可能性があることが若山教授側への取材でわかった。「改めて詳細な解析結果を公表する」としている。
STAP細胞問題
STAP細胞は、若山教授がマウスを提供し、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーがそのマウスから作製したとされていた。若山教授は先月、解析結果をもとに「STAP細胞は自身が提供していないマウスからつくられていた」と説明していたが、若山研究室の関係者は、STAP細胞は若山研究室にあったマウスに由来する可能性を認めた。
若山教授は6月16日に会見を開き、自身が保管していた試料について、第三者機関に依頼していた解析結果を発表した。STAP細胞と同じ遺伝情報を持つはずのSTAP幹細胞には、目印となる遺伝子が15番染色体に組み込まれていたと明らかにした。若山研究室では15番染色体にこの遺伝子のあるマウスは飼育したことがないとし、若山研究室が提供したマウスとは別のマウスで作製された疑いを示唆していた。
しかし、STAP細胞論文を2日に撤回した英科学誌ネイチャー上で、著者らが説明した撤回理由には「(STAP幹細胞に)挿入された遺伝子の部位は若山研究室にあるマウスと一致する」という趣旨の記載があった。
若山教授ら複数の関係者によると、会見後、この遺伝子のあった場所が15番染色体ではない可能性が判明したという。ただ、若山研究室の関係者は、STAP幹細胞が若山研究室にあったマウスに由来する可能性があっても、そのマウスは若山研究室から小保方氏に渡していないとし、「結論の根幹には影響しない」と語った。
小保方氏側は、マウスも細胞も若山研究室からしか入手していないとしている。