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keimizumori

Author:keimizumori
早稲田大学理工学部卒業後、1992年に渡米。芸術・文化・社会問題で新聞・雑誌等に寄稿するジャーナリストとして活動後、 2003年に帰国。「自然との同調」を手掛かりに神秘現象の解明に取り組むナチュラリスト、サイエンスライター、代替科学研究家。 現在は、千葉県房総半島の里山で自然と触れ合う中、研究・執筆・講演活動を行っている。
著書に『世界を変えてしまうマッドサイエンティストたちの【すごい発見】』、『ついに反重力の謎が解けた!』、『底なしの闇の[癌ビジネス]』(ヒカルランド)、『超不都合な科学的真実』、『超不都合な科学的真実 [長寿の謎/失われた古代文明]編』、『宇宙エネルギーがここに隠されていた』(徳間書店)、 『リバース・スピーチ』(学研マーケティング)、『聖蛙の使者KEROMIとの対話』(明窓出版)などがある。


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10日ぐらい前?から連日のように霜が降りていますが、写真は庭の一角を今朝8時半に撮影したものです。マイナス1度まで落ちたようです。

しかし、外気がスース―入ってくる設計のボロ屋にもかかわらず、あまり寒さを実感できていません。というのも、薪ストーブのお蔭で、目覚めた時、外は0度ぐらいでも、室温は13~15度ぐらいあるからです。

薪ストーブは、炎が消えて、炭の状態に落ち着いてから寝るようにしていますが、わずかに空気が入るように絞り気味に弁を調整しておくと、朝方まで暖かいのです。
大き目の広葉樹の薪を寝る2・3時間前までに投入しておくと、調度よく長持ちするようです。

それにしても、同じ勝浦市内でも、沿岸部と山間部とでは、距離にして10キロも違わないのに、気温では6度も違います。

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猪瀬都知事 献金疑惑①

2013年11月21日、猪瀬都知事は徳洲会から5000万円を受け取っていたことが発覚しました。当初、猪瀬氏はその5000万円は選挙資金として用立てたものとほのめかしましたが、翌日の記者会見では、政治献金ではなく、個人的に借りたお金であることを強調しました。だが、猪瀬氏の発言の変化、歯切れの悪さなどを考えれば、選挙資金であった可能性は高く、その場合、政治資金規正法や公職選挙法に抵触する可能性があります。

猪瀬氏は、長時間に渡って記者からの質問に答えています。このようなケースで真偽を確認するには、究極の嘘発見器とも言えるリバース・スピーチ技術が役立ちます。つまり、猪瀬氏の発言を逆再生して、無意識の発言(本音)を拾うことです。

【注、リバース・スピーチ(RS)は、声を逆再生してみると意味をなす声が聞き取れるという不思議な現象です。それは、録音時に意図的に細工されたり、ただ偶然にそのように聞こえるというものではなく、発言者の深層意識(本音)が露呈したものと考えられ、アメリカやオーストラリアでは嘘発見器として犯罪捜査に活用されたこともある驚異的な現象です。】

ただ、今回の場合、正直、RS分析はあまり気乗りがしません。(毎回のことですが)スキャンダルを暴くということ自体乗り気にならないことはもちろんですが、一番厄介なのは、時間です。何回も長時間に渡って発言されると、分析に何日も潰さねばならないからです。特に、これは仕事として依頼された訳ではありません。あくまでも、RS現象が存在することを示すと同時に、その自覚によって人々の意識改革に結びつく可能性があるために行うデモンストレーションです。こんなことにあまり時間をかけるのではなく、やはり、自己の深層意識を知って、様々な悩みを解決させたり、自己啓発に役立てたいという顧客からの分析依頼の方を優先させたいのです。

因みに、聞き取りやすいRSが出るかどうかには個人差があります。それに加えて、その人の声の質次第で、非常に聞き取りにくいこともあります。猪瀬氏の場合、どちらかというと、聞き取りづらい部類に入ります。
という訳で、現時点では、RS分析はあまり進んでいませんが、22日に行われた記者会見のごく一部を、簡単に聞いてみたところ、発見した一つだけ報告しておくことにします。ここでは、たくさんのRSを見逃している中、一つだけ取り上げたものと解釈して頂きたいと思います。

猪瀬氏は、5000万円の貸主が徳洲会という団体なのか、個人名なのか、少なくとも借用書に貸主の記載があったはずだと記者に追究されました。これらに対し、猪瀬都知事は、「分かりません」、「(貸主の)名前は見ませんでした」などと苦しい答弁を行い、
「(貸主が)徳洲会側だということは当然認識しておりますから、そして、借りましたと書きました。ですから、また徳洲会側に返済すればいいという風に思っていました」





と言い添えました(後日、猪瀬氏は借用書を公開した)。

しかし、この最後の部分を逆再生してみると、
【言いにくいよ】



というRSが現れていました。

これだけでは決定的なことは言えませんが、少なくとも、何か言いたくないことを追究されたということは確かだと思われます。また新たなRSが発見されたら、後日報告致します。

※音声は、携帯やスマホでの再生には対応していないようです。

驚異のリバース・スピーチ
http://www.keimizumori.com/reversespeech/

屋根裏掃除

昨日は適度に暖かく、屋根裏の掃除を行いました。なぜ屋根裏?と思われる方もいるかもしれませんね。
以前、ここでも書いたように、屋根裏でネズミが暮らしていた形跡があったからです。
夏の間に屋根裏に登るのは地獄です。ウルトラマンの許容時間3分間を超えて、根性で留まっても30分でしょうか。中はサウナ状態で、汗だくになってしまうのです。それで、ちゃんとした掃除は昨日まで先延ばしになっていました。冬なら、もっと長時間留まっても、それほど苦になりません。

敷き詰められた断熱材を一枚一枚めくりながら、あるわあるわ。ネズミの糞。ぼろぼろで臭いの移った断熱材は処分。糞など細かいものは小さ目の箒と塵取りでとりました。そして、何年も前のものと思われる白骨化ネズミをもう一体確保しました。(笑) 冬暖かい薪ストーブの上あたりに好んで居たようです。

屋根に上ったり、屋根裏に入る際には、地下足袋は役立ちます。屋根裏では釘が飛び出している場所もあるので、移動には注意せねばなりません。足を踏み外せば、天井を破って落っこちてしまいますし…。この辺りでは、田舎の所為か、足袋は980円のものから売っています。そうしょっちゅう使わないので、かなり長く使えると思います。

そろそろ年末の大掃除で、本来なら、障子も張り替えねばならないところですが、まだまだ汚れるようなリフォームが残されているので、今回はパスします。

刺身カレーの怪

ここ最近、何年ぶりに風邪を引いたのか、鼻水が止まらず、昨夜は咳で寝つけなかった。朝方ようやく少しばかり寝られたが、「刺身カレー」に襲われた。体調のせいかもしれない……。

場所は横浜の関内から海側だと思う。どこかのお寺か神社の境内で、数十人は集まっていて、住職か神主かわからない男性から、カレーを出された。雰囲気としては、自分を含めた集団がボランティアか何かの仕事をして、そこでふるまわれた感じだ。
そのカレーは、刺身カレーと呼ばれていた。だが、食べてみると、ジャガイモやニンジンはいいが、コンニャクが入っている。魚も入っている。そして、やけにジャガイモが多い。
自分は完食したが、ジャガイモを大量に残した人もいた。どう考えても、おでんカレー又は、刺身の魚に熱が通ってしまった魚入りカレーだ。辛味はなく、どろっとして、色は薄いカレー。
多くの人が微妙に不満を感じていたこともあり、私は「珍しいカレーですね?」とその男性に伝えたところ、不機嫌そうな顔をされた。そして、「今度はもう来ないのか?」と聞いてきたので、躊躇しながらも、「来ますよ」と答えた。
その後、人気のない街中を歩いていて、関内駅までの道を人に尋ねた。その方向にあったエレベーターに乗って、上に登ったが、そのエレベーターには、大昔のもののように柵があって、なぜが下をくぐって乗り込んだ。
その先のことは覚えていない……。

まあ、これは夢なのですが、最近、おでんをよく食べているからだろうか? 缶詰の魚を突っ込んだカレーもよく食べるが、刺身カレーはなかなか理解が難しい。ジャガイモが多いのは理解できる気がする。大量にジャガイモが我が家に残っていて、実際、消費に困りながら、頑張って食べている。そして、子供の頃、地下鉄の関内駅は、何度か探すのに迷った記憶がある。道を尋ねて、教えてくれた男性は、中学時代の同級生だったが、方角を指差されただけで他に会話はなかった。
ひょっとして、カレーをふるまった男性は、日頃、食事を作ってくれる妻なのか? だから、自分は完食出来ているのか? そして、「また来ますよ」というのは「今後も食べますよ」という覚悟なのか? しかし、妻の作るカレーは辛く、コンニャクが入っていたことはない。何となく心当たりがあるようでいて、夢の解釈は難しい。予知夢でないことを祈るばかりだ。

テレカ

テレホンカードが十数枚、未使用のまま残っていました。まったく使い道がないと思っていましたが、通話料金に充当してくれると分かり、送ってみたところ、約7,000円分になるとの通知がありました。基本料金には充当されませんが、これからしばらく最低料金でいけそうです。送料NTT持ちで、意外と手続きは簡単でした。

https://www.ntt-east.co.jp/ptd/contents/mag_card_charge.html

季節外れのトウモロコシ

下の写真は、本日、庭で収穫したトウモロコシです。こんな時期に?と思われるでしょうが、正真正銘、露地植えで育ったものです。夏が長引き、暖冬もあり得るかと思って、試しに8月上旬あたりにタネを播いてみたところ、育ったものです。甘くて美味しかったですが、さすがに大きく成長しませんでした。枯れてきていたので、もう食べられないと思っていましたが、意外にもなかなかいけました。

それから、夏の終わりにメークインとダンシャク(ジャガイモ)を植えてみたところ、何とか小さいのが収穫できたのですが、ここは朝の冷え込みが厳しく、もう少し生長させたかったので、もっと早い時期に植えた方が良かったという感じです。おそらく、関東でも暖かい沿岸部であれば、まだ霜も降りていないでしょうから、ダンシャクやメークインの秋植えも問題ないのではないかと思いました。

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新刊『聖蛙の使者KEROMIとの対話 1000年生きる智慧を授けた賢者の託言』発売のお知らせ

明窓出版より新刊書下ろし『聖蛙の使者KEROMIとの対話 1000年生きる智慧を授けた賢者の託言』が発売されました。東日本大震災前後の時間軸で、里山暮らしの実体験を土台に、おちゃめなアマガエルを主人公に小説風にまとめたものです。
これまでのスタイルとはまったく趣を異にしています。終盤のクライマックスに向けて、動物とのテレパシーによる対話、超古代の地球環境、人間の健康と環境破壊、そしてアセンションの真相など、様々なテーマがスピリチュアルに展開される「笑いと感動のドメスティック(家庭内)アドベンチャー」といった雰囲気の作品です。(笑)
会話主体で、とても読みやすくなっているものと思います。ずっこけが入りながらも、深遠な水守ワールドへと誘うもので、「サイエンス&スピリチュアル」そして「環境問題」に関心のある読者の方にはお勧めで、ぜひご一読頂きたく思います。
どうぞよろしくお願い致します。


参考:http://www.keimizumori.com/publications.html

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屋根修理

フェイスブックにも書きましたが、先日、こちらでは氷点下を記録して、残っていたサツマイモ、落花生、サトイモ等が萎れてしまったので、ここ数日、慌てて収穫しているところです。収穫と同時に土の中で取り残しを調べたり、保存用の箱の用意、さらに生落花生を洗って塩茹でなど、やるべきことが多々あるため、急いでも数日かかかってしまいます。明日も晴れたら、残りの落花生を収穫したいところです。

そんな忙しい中、実は、ここ2日ほど、屋根の修理を行っていました。屋内での雨漏りはないのですが、屋根の角近くの軒で、破風に水が滴るんですね。雨どいのない面から雨が吹きつけた際に起こるのだと思っていたのですが、ここ最近の豪雨で、どうも雨どいもしっかり機能していないし、そもそも雨どいに水が落ちない場所があることが判明。

ということで、屋根に上っては、水を垂らして、原因を探っていました。大半の時間を原因究明に費やしました。結局、問題は三つ。一つは、前のオーナーが自分で屋根をふき替えたこともあって、作業が雑だったんですね。建物から張り出す屋根の長さが場所によって違うんです。屋根の張り出しが短すぎるところで、ちゃんと雨どいに水が垂れないんです。雨どい固定用の支持材は破風に接触する最短レベルで取り付けられているので、これ以上動かせない。屋根(ひさし)を伸ばすしかないんですね。4か所のうち3ヵ所は4.5-5.0センチレベルは破風から伸びているんですが、水が滴る場所では、3センチちょっとしかない。

という訳で、ガルバリウムの厚み1.5センチぐらいの瓦状屋根材に、カバーをかぶせるように、ひさしが1.5センチほど伸びるようにしました。ガルバリウム板(波打っていないもの)を買ってきて、水が垂れる下部は2回折り返して切断面が直接表に出ないようにして、専用カバーを制作。上の方は瓦状屋根材の隙間に挟み込み、裏では、ブチルゴム系の接着剤でもともとの屋根材と固定。このカバー状屋根で、ようやく雨が雨どいに落ちるようになりました……。

しかし、雨どいもダメでした(二つ目)。傾斜が狂っていて、角に水が溜まってしまうので、今度はそれを直しました。
それで、解決したのかと言えば、まだありました。(汗)

一ヵ所、雨どいの手前の屋根材(25x90cm)の継ぎ目で、水漏れで、そこから雨どいに到達する前に、雨どい固定材を伝わって、水が垂れる場所もあることが判明(三つ目)。悩みましたが、ガルバリウム板をその下に差し込み、滑り台のようにして、雨どいに水が垂れるように加工。前オーナーは、素人とはいえ、防水シートを屋根に貼っているはずなので、それと屋根の間に挟み込んだはず、という状態です。

という訳で、屋根のひさしを伸ばして解決した部分と、屋根材の下で漏れ出る水をさらに拾って雨どいに導くものを作って、何とか修理。屋根から水を流して、ちゃんと雨どいに流れることを確認しましたが、雨漏り関連の問題は風向き等でも変化するので、もうしばらくは様子見です。

今回、屋根の上で危ないので、写真は撮りませんでした。おそらく、下から撮影しても、ぱっと見では違いも分からないかと思いますが、気が向いたら、写真を追加アップしたいと思います。

煙突改良?②

昨日、煙突に煤の排出口を作りましたが、今日はその続きで、フタの制作です。煙突の底部に穴が開きっぱなしだと、風を吸い込んで薪ストーブの燃焼が不安定になる可能性があります。それで、やはり、フタをしておきたい。

そう考えて、ステンレス蝶番とボルト&ナットのセットをそれぞれ約150円で購入。蝶番にネジが付属してきますが、もちろん、鋼鉄にネジは使えません。そのため、小さなボルト&ナットを買って、穴を開けて両側から挟み込んで固定することにしました。

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フタを閉じるとこんな感じです。
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こんな部分の取っ手にお金をかけるのもなんなので、ただ引くことができればいいように、頭が丸くなったボルト1本を使いました。でも、やはり、美しくないので、いずれ交換するかもしれません。(汗)
ついでに開口部の底に合わせて土を盛って、気持ちだけ補強しておきました。

煙突改良?

我が家の薪ストーブの煙突は、基本的に約8年前に前オーナーによって設置されたものです。多くの場合、煙突は壁から外に出て、そこから垂直に立ち上がるようになっています。外側では、直角に立ち上がった煙突を2・3ヵ所で金具を留めて、その金具のもう一方は、平行する壁で固定して支えるというのが多いと思います。ただ、この場合、煙突がやや不安定です。しっかり固定できないと、強風で煙突が揺れる可能性があります。

そんなこともあってか、前オーナーは、垂直に立ち上げる煙突部に関しては、通常の煙突ではなく、鋼鉄の電信柱を転用しました。電信柱というよりも、田舎では時々あるテレビアンテナ用の長さ5~6メートルぐらいの鉄柱です。前オーナーは、自分で穴を掘って、鉄柱を立て、その鉄柱の途中に穴を開けて、壁から外に出る煙突を突っ込んで繋ぎました。水平に伸びる煙突と、垂直に伸びる煙突の長さの比も、比較的マニュアル通りです。

ただ、一つ致命的な問題がありました。定期的に煙突掃除をする必要がありますが、その鉄柱の下半分だけは掃除できないのです。上半分は、途中の穴から掃除用のブラシを差し込み、上に向かって上下させて可能なのですが、当然、煤は下に落下します。落下した煤は、その鉄柱の中、底の部分に溜まっていくのです。

建物内からの煙突が突き刺さる穴は、地上約2.5メートルぐらいの高さにあります。もちろん、前オーナーがまったく気づいていなかったので、そんな高さまでは煤は積もっていません。しかし、調べてみたところ、どうも地上から1.7メートルぐらいまで煤が溜まっています。鉄柱の下には排出口はありません。

こうなると、もう穴をあけて掃除するしかありません。それにしても、前オーナーはいろいろと工夫していろんなリフォームをしてきましたが、増築部の基礎に通気口を付けなかったことも含め、そのまま使い続けるとどうなるのかということをよく考えずに行ってきていた感があります。(苦笑)

で、本日、下の写真のようにディスクグラインダーに金属切断用砥石を付けて穴を開けました。
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分かりづらいかもしれませんが、思いっきり煤が詰まっています。それで、頑張ってかきだしたところ、下の写真のような感じになりました。
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これまたわかりづらいかもしれませんが、中の煤はすべてかきだし、農業用一輪車一杯分の煤が出てきました。ただ、穴のサイズは必要最小限にしたのですが、構造的に弱くなった可能性があるので、下部周囲をコンクリ等で固めるかどうか、少々考えているところです……。

リバース・スピーチ療法

【リバース・スピーチ(RS)は、声を逆再生してみると意味をなす声が聞き取れるという不思議な現象です。それは、録音時に意図的に細工されたり、ただ偶然にそのように聞こえるというものではなく、発言者の深層意識(本音)が露呈したものと考えられ、アメリカやオーストラリアでは嘘発見器として犯罪捜査に活用されたこともある驚異的な現象です。】

 リバース・スピーチ技術は、ヒトの無意識(深層意識)を覗き見ることを可能とし、 顕在意識下では探り得ない情報を露わとするため、既に医療の分野での画期的な療法として、 自己啓発のための強力なツールとして、そして、仕事やプライベートで重要な決断を下すためのツールとして、役立てられています。
 無意識は、自身のことをほぼすべて知っています。それは、自分の好き嫌いを知っていて、感情的・心理的な要求を理解しています。それは、何が自分に病気をもたらしているのかを知っていて、心理的・肉体的な様々な問題の解決法ですら知っています。無意識は前もってプログラムされた(自ら課した)行動パターンに従うため、自分の人生を規定して、時に成功すら阻害することもあります。

 オーツ氏は自らのリバース・スピーチ技術でヒーリングに成果を発揮しています。 例えば、ある女性は自分の人生に前向きに生きていこうと話していたにもかかわらず、リバース・スピーチでは 【私は新たな悲痛を求めている(I am wanting new grief)】と言っていました。 起業したいと考えているビジネスマンからは、 【俺は馬鹿だ。またくだらないことを追い求めている。(I am stupid. Following new muck.)】 というリバース・スピーチが、またある女性からは、【私は苦痛を必要としている(My need for pain.)】というリバース・スピーチが発せられていました。これらのケースは、無意識が意識的な欲求を妨げ、否定的な思考パターンに 従ってしまっていることを示しています。
 では、どのようにして無意識による妨害作用に対処し、結果を変えるのでしょうか? オーツ氏によれば、正しい「問い」が発せられれば、リバース・スピーチは この妨害作用を変える方法すら示してくれるのだといいます。
つまり、クライアントに自分の抱える悩み事や関心事を声に出して喋ってもらいます。そうすると、裏ではとても示唆的なリバース・スピーチが得られることがあるのです。

 例えば、自身が経済的に困窮していることを話したある女性は、 リバース・スピーチでは【私の悲痛に働きかける(Work on my grief)】と発していました。また、自身が抱えていた鬱状態の改善について語った女性の場合は、【もっと日光が必要(Need more sunlight)】だとリバース・スピーチで発していました。
 つまり、両者とも、無意識が直接話しかけ、抱える問題に対する解決法を与えていたのです。
 時に不吉なケースもあります。ある女性は結婚生活の改善について語った際、【あなたが生きている間に愛を取り戻しなさい(Heal the love while you're living)】 というリバース・スピーチを発していました。
 これは切迫したメッセージだったようで、数日後、その女性は家庭争議であわや殺されそうになったのでした。 それは、まるで啓示のように適切な時期に現れていたと言えます。

リバース・スピーチは、ピンポイントで問題の核心を突いてくることもあります。例えば、異性関係に繰り返し失敗することを漏らしていたある女性のリバース・スピーチには、【私は性的虐待を受けてきた(I have been molested)】と現れていました。彼女は、過去の出来事によって異性関係を健全に長続きさせることができずにいたのが分かりました。また、愛を求めていたある男性は、簡潔に【幼年時代(The childhood)】とリバース・スピーチを 発していて、幼年期に十分な愛を受けられずに育ってきたことが浮き彫りとなりました。そのため、オーツ氏は専門のセラピストに会うよう彼に的確な助言をすることができました。

 また、オーツ氏自身、一緒にビジネスを行なおうと考えていた人物がいましたが、その人物から【私は嫌でたまらない(I'm so full of shit.)】というリバース・スピーチが得られ、一緒にビジネスを行うべき相手ではないことを明確に悟った経験を持っています。オーツ氏はリバース・スピーチのコンサルティングを提供してきましたが、タスマニアのクライアントの一人はビジネスにおいて産業スパイのリバース・スピーチに警告されました。また、シドニーのあるクライアントは、特定の投資に対してリバース・スピーチが警告してくれたことで、 数千ドルものお金を無駄にせずに済みました。一方、リバース・スピーチのアドバイスを無視して、数か月後にはベンチャーの失敗で 大金を失った人もいるといいます。

このように、自身のリバース・スピーチに耳を傾けることは幅広い分野で極めて建設的です。無意識からの声は、ある人にとっては、守護霊、魂(ソウル、スピリット)、ハイアーセルフといった存在からの声と同様に重い意味を持つのです。リバース・スピーチは、自身を客観視して、トラウマを癒し、自己啓発に役立つ強力なツールと言えるでしょう。

因みに、私の方でもリバース・スピーチの分析サービスを行っています。リバース・スピーチがどの程度現れるのかに関しては、個人差がありますが、リバース・スピーチが得られないということはほとんどありません。現在意識で思っていることと、潜在意識で感じていることが一致して安心するケースもあれば、 顕在意識では分からなかったことが実際にリバース・スピーチとして見えてくるケースもあります。いずれにしても、多くの場合、リバース・スピーチは役に立っているものと思います。
 詳細は下記リンクをご覧いただけましたら幸いです。
http://www.keimizumori.com/reversespeech/analysis.html

セミナーin勝浦

プライベート又はセミプライベートのセミナーの受付を随時行っております。「セミナーin勝浦」においては、こちらが具体的なテーマを決めて、一方的に何らかの情報を提供するという形式ではありません。各自の関心に応じて、水守啓と直接対話する形式が主体となります。そのため、カウンセリング、コンサルティング、「癒し」的なものでもあります。これまで水守啓が追いかけてきたテーマ、関心を払ってきたテーマ、あるいはリバース・スピーチ分析など、各人が質問してみたいこと、知りたいことなど、メモしてくるなどされて、水守啓との対話において、個人的な疑問点・悩みなど、緑豊かな里山においてとらえ直し、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

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