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keimizumori

Author:keimizumori
早稲田大学理工学部卒業後、1992年に渡米。芸術・文化・社会問題で新聞・雑誌等に寄稿するジャーナリストとして活動後、 2003年に帰国。「自然との同調」を手掛かりに神秘現象の解明に取り組むナチュラリスト、サイエンスライター、代替科学研究家。 現在は、千葉県房総半島の里山で自然と触れ合う中、研究・執筆・講演活動を行っている。
著書に『世界を変えてしまうマッドサイエンティストたちの【すごい発見】』、『ついに反重力の謎が解けた!』、『底なしの闇の[癌ビジネス]』(ヒカルランド)、『超不都合な科学的真実』、『超不都合な科学的真実 [長寿の謎/失われた古代文明]編』、『宇宙エネルギーがここに隠されていた』(徳間書店)、 『リバース・スピーチ』(学研マーケティング)、『聖蛙の使者KEROMIとの対話』(明窓出版)などがある。


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畳ベッドの制作

近く我が家に両親がやってくることになりました。もう高齢です。体にガタがきています。特に父親は腰が悪く、畳に布団では寝起きが辛く、ベッドが必要です。しかし、我が家は築60年近いボロ屋で、仕事場、居間、納戸はフローリングにしたものの、あとは和室です。いずれ納戸には窓を付けて、洋室としてリフォームしようと考えていますが、すぐにはそれを実行できません。どこの部屋に置くにしても、まずはベッドが必要なので、いつものように自作することにしました。

現在、6畳の和室をフローリングにして仕事場にしていますが、その際、畳6枚のゴミが出て、先日まで納戸に畳が残っていました。健康のためには、畳に布団で寝るぐらい硬めが良いと感じていて、父親もフニャャフニャのベッドをやめて、いずれ畳ベッドに変えたいと言っていました。

そこで、状態の悪い畳3枚を処分、2枚は予備にストック、そして、1枚をベッドに利用することにしました。イメージは、ベッドの骨格を作り、スノコ状態にして、その上に畳を載せる感じです。畳のサイズは、普通のシングルサイズの布団よりも小さ目です。そのため、骨組みは100x200cmレベル以上として、その中に畳をはめ込み、表面は平らになるように考えました。

幸い、まだベッドの骨組みに使えそうな廃材が残っていました。ネジも廃材に刺さっていたものを抜いて、状態の良いものを再利用。
しかし、スノコ面やヘッド部分を作る木材だけは足りず、1400円ほど出費して7本ほど追加。そして、下のようなスノコベッドの骨組みを作りました。

bed-b.jpg

両脇の木材が手前に張り出していますが、そこをヘッド部にして、枕の上に時計とか、何か小物が置けるように加工することにしました。
そして、畳をはめ込んで完成させたのが下です。ヘッド部分が写っていませんが、ちょっとした台のようになっています。

bed-a.jpg

湿気対策で、あえて空洞部分を多目に作っていますが、見た目はどうあれ、この上に布団を敷いてちょうど良い状態になりました。足は8本で支えていますので、かなり頑丈です。巨漢のゲストが泊まりに来ても対応できるかと思います。

あとは、父親が来た時、このベッドをどこに置くかが問題……。
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『MIZUPOTO』10月号に掲載されました

mizupoto201310.jpg

先日、一般社団法人「地球と水と命」の会報誌『MIZUPOTO』の取材を受けたことを書きましたが、刷り上がったようで、10月号に掲載されました。26ページの薄い冊子ではありますが、なかなか洗練された雑誌の印象があり、バックナンバーを見ても、興味深い記事で構成されています。今回、私は「土と土食」に関してインタビューを受け、4ページ分に渡って掲載されました。表紙のイラスト中央が私ですが、右下が菌類写真家の伊沢正名氏、左下がミネラルと生命誕生の謎を研究してきた川田薫氏で、この3人で「足下から宇宙へ」と題して特集されたようです。

会報誌『MIZUPOTO』に関する詳細は、下記までお問合せ頂けましたら幸いです。
送料込み600円で購入可とのことです。

一般社団法人 地球と水と命
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-13-10 2F
TEL: 03-3444-5888

リバース・スピーチの選別方法

リバース・スピーチは、簡単に見つけられそうでいて、なかなか難しいのが現実です。声を録音して、動画・音声編集ソフトで逆再生を行えば良いのですが、多くの場合、二つのケースに分かれます。

最初のケースは、ほとんど見つけられないというものです。これは、実際にほとんど含まれないがために見つけられないケースもありますが、含まれていても見つけられないケースも多々あります。発言者の発声の特徴を考えて、再生スピードだけでなく、リバース・スピーチが入り込みやすい音の変化というか、特徴的な波形と言いますか、そんなところに注意しながら、リラックスしながらも、注意力は怠らずに聞く姿勢が求められます。

二つ目のケースは、空耳的に「こう言っているように聞こえる」というものばかりを間違って見つけてしまうことです。リバース・スピーチの中には、表音にいくらか依存し、偶然すら呼び込んで生成されるものがあります。このような傾向を知っておくことは重要です。しかし、偶然に「こう言っているように聞こえる」ものをリバース・スピーチと判定する訳にはいきません。偶然によって生成された例を排除していく必要もあります。
このあたりの選別作業は、リバース・スピーチに関する知識がないと無理なところです。

しかし、初心者でもいくらか判定方法はあります。偶然による結果なのかどうか、分からない箇所に関しては、発言者と同じように自分で喋り、その音声を録音し、逆再生することで検証するのです。もし、誰にでも簡単に再現できるものであれば、偶然の結果である可能性が極めて高くなります。
但し、生成されるリバース・スピーチが短い単語で単発に現れるのではなく、長いフレーズが発言内容と関連して発生してくる場合には、偶然では説明できなくなってきますので、そんな例は、偶然を呼び込む結果として、リバース・スピーチに成り得ます。

そんなこともあり、リバース・スピーチの選別にはどうしても経験が重要となります。分析には時間を要しますので、根気も必要と言えるかもしれません。習得までに要する時間や面倒な作業を嫌ってのことと思われますが、もちろん、私のところにクライアントが分析を依頼してきます。多くのクライアントは、もう一人の本当の自分を知りたいがために、真面目に音声を録音して送ってきます。

リバース・スピーチの生成には個人差がありますが、例えば、20分という時間で、何も見つからないというケースはほとんどありません。もちろん、生成されたリバース・スピーチがクライアントにとって建設的な情報をもたらすとは限りません。むしろ、病気、ストレス、不幸などの原因をリバース・スピーチが的確に指摘してくれるケースは、英語ではいくつも報告されているものの、日本語ではまだデータが少なく、成果を発揮できていません。
しかし、自身が発するリバース・スピーチを知るだけでも大きな発見です。おそらく、多くの方が知りたいと思うのではないでしょうか? やってみないことにはわかりませんが、それまで気づかなかったような自身の隠された側面が言葉として出てくるかもしれないのです。

それは、とても画期的なことです。リバース・スピーチは、既にあらゆる言語で発生していることが分かっています。日本語はこれから開拓されていく段階にあると言えるでしょう。
詳細は拙著『リバース・スピーチ』(学研パブリッシング)に記しましたが、読者限定サイトで音声を確認頂くなど、参考にして頂けましたら幸いです。

幹事長を更迭されたみんなの党江田憲司氏のリバース・スピーチ

昨年の衆議院選挙、そして今夏の参議院選挙において自民党は圧勝し、野党の存在感は一気に消えた。国民の期待を裏切った感のある民主党に加え、党内で意見のまとまらない日本維新の会、そして、内紛が勃発したみんなの党など、有力視された政党も失速した。
みんなの党においては、所信を貫こうとする渡辺喜美代表と、他の野党との連携を模索した江田憲司氏との間に溝が深まり、結局、渡辺氏は「溜まってしまったエネルギーの使い古しのカス、エントロピーを一掃したい。そして、新たなエネルギーを吹き込みたい」と述べ、江田幹事長を更迭し、自身と関係の近い浅尾慶一郎氏を幹事長に起用した。
このような処遇を受けて、マスコミにインタビューされた江田氏は、渡辺氏との溝が深まった真の背景として、17億円の政党助成金すべてを渡辺氏が一人で差配し、先の参議院選挙の際にもその支出の内訳を幹事長の自分にすら知らせなかったやり方に異議を唱えたことがあったのではないかと振り返った。




(mp3)
 
こんな江田氏の発言を逆再生してみたら、どんなリバース・スピーチが得られるのか?
これまで、拙著やウェブサイトにおいて、筆者はリバース・スピーチが明確に分かる例ばかりを紹介してきたが、今回のリバース・スピーチはやや難解と言えるかもしれない。その結果は以下である。

【ましてや成功し(?)…ねぇ~、もう同時に、あのぉ~、…(意味不明音)…煮だぎる思い。あこたりゃせっくし(?)、中身に屈服し、支障時に逆上、こんなんやったら死ぬだろ、…(意味不明音)…あんまり〇〇なことせんからねぇ~。】
[超スロー逆再生]



(mp3)

また、江田氏は、みんなの党を渡辺氏とともに結党した当時を振り返り、以下のように、同党が人一倍税金の無駄遣い解消を呼びかけてきた点に触れた。




(mp3)

だが、その裏では、【残念なことに…(意味不明音)…ヤクザどもにいってそのまま】というリバース・スピーチが現れていた。
[スロー逆再生]



(mp3)

以上のように、明確とは言えないが、いくらか江田氏の心の内側が透けて見えるようにも思われる。最後に現れた「ヤクザ」という言葉であるが、税金(或いは政党助成金)がヤクザに流れている可能性を示唆しているのか、渡辺氏をヤクザとみなしているのか、微妙である。

台風&湿気対策

台風が通り過ぎましたが、今回はかなりの強風でした。自宅には特別な被害はありませんでしたが、畑や庭の野菜どもはかなり倒れてしまったので、午後はその復旧作業でした。

ところで、台風対策には雨戸が必須。ペンキは塗り終わっていたのか?と言えば、先日、台風の前に一気に6枚分塗りました。という訳で、少々雨にあたっても大丈夫な状態になっていて、今回はなんとか乗り切りました。下の写真はペンキを塗って、乾かしていた時のものです。

amado090313.jpg

7月と8月の2か月間は雨が降りませんでしたが、9月に入って急に雨が降り出しました。庭の土は9月に入って半月ほど湿ったままです。雨季と乾季が2ヶ月毎に訪れるかのようです。

そうなると、再び湿気対策を考えねばならなくなります。どうもまだ押入の湿気があまり改善されていません。暑かったので、床下に潜って基礎に換気口を開ける工事はまだ行っていませんが、スノコは簡単に作れるので、廃材で作りました。かなりの高床で、その下にモノを入れられます。

sunoko-201309.jpg

しかし、こんな小細工ではなく、やはり、基礎のコンクリートに穴を開ける作業をやらないと、根本的な解決にはなりません。45年近く前に行われた増築の際、通気を確保できない、手抜き基礎工事が行われた訳ですが、その後始末はなかなか大変です…。

リバース・スピーチ用音源



学研より『リバース・スピーチ』が発売され、リバース・スピーチに関心を抱いて頂く方が増えつつあります。本の中で説明いたしましたように、リバース・スピーチは、自身が抱える健康や仕事上の悩みなどに対して答えを出してくれる場合があります。そのため、自分のリバース・スピーチを聞いてみたいという方もいらっしゃると思います。

そこで、最初に行わねばならないことは、自分の声を録音し、逆再生することです。音声や動画の編集ソフトを使用されている方であれば、簡単なこととは思いますが、いざ、やってみようとなると、面倒だと思われる方もいらっしゃると思います。
パソコンにマイクを接続して、動画編集ソフトで録音を行えば、その逆再生は簡単です。但し、一人で何かを語った際に、どの程度、リバース・スピーチが出てくるのか、個人差はありますが、難しい場合もあります。一人では、冷静になり過ぎることがあるからです。

例えば、家族や友達とリラックスした状況で会話をしたり、逆に険悪な雰囲気の中で口論したような場合の方がリバース・スピーチが現れるケースがあります。そんな場合、音声はICレコーダーに録音して、パソコンにデータを移して、逆再生してみた方がいいでしょう。
但し、録音を行う場合は、必ず会話の参加者全員に事前に許可を取って下さい。こちらでも、リバース・スピーチ分析を頼まれた場合、発言者の同意がない音源の分析に関しては、お断りせねばなりません。

分析に関しては、多くの場合、ご自身では難しいと感じられると思います。音源データさえあれば、こちらで分析サービスを行っておりますので、お問合せ下さい。もちろん、秘密厳守で行っております。
リバース・スピーチには発言者の本音が現れる傾向がありますので、時に、本音を知らない方が良いこともあります。とてもセンシティブな問題にかかわりますので、分析サービスをお申込み頂く際は、十分検討されてからよろしくお願い致します。

驚異のリバース・スピーチ

廃材による鏡台制作

文筆業の傍ら、農家的な生活をしていると、農家的に大抵のものは自作することが多くなります。田舎ではモノの入手が難しいこともありますが、お金をかけずに身の回りの物を工夫して使うことがよく見られます。
下の写真はガレージにあった廃材を利用して、今回、出費ゼロで自作したものです。

kyodai-tantai.jpg

実は、これは鏡台です。妻が特別な鏡を入手していて、それに合う、鏡のない鏡台が欲しいということでしたが、基本、鏡台にはすでに鏡が取り付けられています。鏡なしの引き出し付きテーブルで気に入るものがなかなかありませんでしたが、先日、ちょうど良いものを見つけて購入していました。
しかし、肝心の鏡をどのように壁に取り付けるのかが問題でした。鏡のフレームが巨大で重く、裏側には一ヵ所フックがあるものの、東南アジア製ということもあり、それを使っていたら、すぐに落下して壊れてしまいそうな感じです。しっくい壁にネジを打って吊り下げるにも強度不足に加えて、壁面のしっくいをぼろぼろと崩してしまうことになります。
それで、いろいろと思案していました。絵画を立てかけるイーゼルのように、床から頑丈なフレームを立てることも考えましたが、仰々しくなり、こじんまりとしたテーブルとマッチしそうにありません。
しかし、倒れたりぐらつかないような安定性が必要なので、それなりに厚みのある角材や板材等が必要。

そこで、結局、写真のようなものを作りました。これは、単にテーブルの上に台が載っている訳ではありません。底部をコの字に加工して、裏側からテーブルに挟み込んでいます。これにより、手前に倒れたり、壁側に強くもたれかかることのないようにしています。左上に切り込みが入っていますが、これは、鏡の形状に合わせて削ったもので、ぐらつきを抑えます。下部のスリットは鏡をはめ込み場所で、角度等を微調整できるように余裕を持たせていて、モノを挟み込んでちょうど良い場所に固定します。

それで、どんな感じの鏡台になったのかと言えば、下の写真です。

kyodai-kansei.jpg

まあ、レリーフ状にゾウが彫られたフレームにはめ込まれた鏡です。正直、出来栄えは廃材を使ったこともあり、決して美しくはないのですが、廃材に開けられていたネジ穴等は背面の見えない側に回したり、他の板で隠したりして工夫し、資源の有効活用を口実に妻には我慢してもらいました。大地震でテーブルが大きく移動してしまわない限りは、倒れる心配はないかと思います。漆喰壁を痛めないように、接触部には吸音材スポンジを張り付け、ぐらつき音も出ないように安定化させました。これも、うちにあったものの一部を転用しただけです。廃材利用による手抜きで、2時間ほどの作業でした。

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